スイス旅行のベストシーズン

Best season in Switzerland

スイスはいつ行くのがいいの?スイス旅行の時期の選び方When is the best to go to Switzerland?

スイス旅行に行ってみたいと思っても、いつ行くのがベストなんだろう?と思われる方も多いのではないでしょうか?

スイスには日本と同じように四季があります。それでも、場所によっては寒暖の差も激しく、平野部では夏は気温が30度をこえる日が続く一方で、山間部では9月にもう雪が降るということも。

ここでは、スイス旅行の目的別にベストシーズンを具体的にご案内します!

アルプスの山々を展望台に登って眺めたり、かわいらしい村でのんびりしてみたい!

ユングフラウヨッホから望むアレッチ氷河

ユングフラウヨッホから望むアレッチ氷河

雄大なアルプスやマッターホルン、ユングフラウといった名峰をキレイな青空の下で見るなら、もちろん夏がベストシーズン。牧草地では牛やヤギの放牧がはじまり、カウベルの音が鳴り響きます。山の天気は変わりやすいので一概にはいえませんが、基本的には晴天率も高くなっています。

この時期はハイシーズンなので旅行代金も他の時期に比べると高めになりますが、大手旅行会社さんで催行されている団体ツアーに比べると、個人旅行であれば2割〜3割はリーズナブルにスイス旅行を楽しむことができます。

ハイキングやトレッキングをスイスでやってみたい!

スイスの山ではハイキング・トレッキングコースが非常によく整備されていて、コースの豊富さでも世界で他に例を見ないほど充実しています。

当然ハイキング・トレッキングのベストシーズンは春から初秋(5月〜10月頃)になりますが、「冬山登山」にならない程度のコースでは冬でも問題ありません。装備は夏と冬で大幅に異なってきますが、防寒具や防水トレッキングシューズなどをご持参(もしくは現地で調達)していただければ、日本ではなかなか経験できない冬のハイキング・トレッキングを体験することができます。また、ツェルマットなどでは要ガイドとなりますが、氷河の上を歩く氷河トレッキングなども可能です。

スイスツアーズ的最もオススメの時期は春。ようやく溶けた雪のあいだから小さな花が咲き出し、新緑の季節。石灰分の多い青白い水が川を勢いよく流れ、まさにスイス!な景色をご堪能いただけると思います。

氷河急行やベルニナ急行でスイスらしい景色を列車から眺めたい!

氷河急行、ベルニナ急行、ゴールデンパス・パノラマ急行などのスイスらしい風景の中を走る列車については、基本的に通年で運行しているためこの時期じゃないと、という時期はありません。

ただし、冬は大幅に減便になることと、夏に広大な草原や丘陵地帯が広がる場所の車窓が、冬だと一面の銀世界が広がる、という差がでてきます。このあたりはお好みということになりますが、いかにもハイジが駆け下りてくるような緑の草原と青い空を車窓から見たいということであれば、夏のうちに行かれることをオススメします。

標高3,000m超の雄大なコースでスキー/スノーボードをしたい!

ゴルナーグラート周辺、マッターホルンを望むスキーコース

ゴルナーグラート駅直結、マッターホルンを望む絶景スキーコース!

世界中のスキーヤー・ボーダーの憧れの地でもあるスイス。素晴らしいゲレンデが点在していて、スイス国内のゲレンデの総延長はなんと約7,300キロにも及びます。特にベルン州、ヴァレー・ヴァリス州、グラウビュンデン州に集中しています。場所によっては標高3,000メートルを超えるコース、氷河の上に積もった万年雪を利用したコース、全長10キロを超えるロングコースなどバリエーションも豊かです。

時期は11月下旬〜5月中旬ごろまでがシーズンですが、12月頃だと年によっては極端に雪が少ないこともあるので注意。標高が3,000メートル以上の展望台周辺では夏スキーができる場所も多くあります(クライン・マッターホルンなど)。

スイスツアーズがオススメするゲレンデはサンモリッツのピッツ・ナイル/コルヴィリア、ダヴォスのパルゼンやヤコブスホルン、クラン・モンタナ、ツェルマット/チェルヴィニア(スイス・イタリア国境越えコース)など。スキーパスや長期滞在ホテルはもちろん、クラブ・サークルなどの合宿などのご予約も承ります。

伝統的なお祭りや世界的に有名なフェスに参加したい!

スイスでは各地に個性豊かな伝統的なお祭りやイベントがあります。州の独自性から育まれたものから、近隣の国や文化から影響をうけたものなど様々です。また、国際的に有名な音楽フェスや見本市なども毎年開催されています。せっかくのスイス旅行、ぜひ時期を合わせて参加してみてはいかがでしょうか?

スイス国内の主なイベントカレンダー

1月:国際熱気球フェスティバル(シャトー・デー) Festival International de Ballons
1月:ポロ・ワールドカップ・オン・スノー(サンモリッツ) Polo World Cup on Snow
2月:ローザンヌ国際バレエコンクール(ローザンヌ) Prix de Lausanne
2月:サンモリッツ雪上競馬大会(サンモリッツ) White Turf St. Moritz
3月:ジュネーブ・モーターショー(ジュネーブ) Salon Internationale d'Auto Genève
3月:ベルン・ファスナハト(ベルン) Berner Fasnacht
4月最終日曜:アッペンツェル・ランツゲマインデ(アッペンツェル) Appenzeller Landsgemeinde
5月第1日曜:グラールス・ランツゲマインデ(グラールス) Glarner Landsgemeinde
5月:ゼラニウム・マーケット(ベルン) Berner Graniummärit
6月:ヨーデル・フェスティバル(ルツェルン) Eidgenössisches Jodlerfest
7月:モントルー・ジャズフェスティバル(モントルー) Montreux Jazz Festival
8月1日:スイス建国記念日 Schweizer Bundesfeiertag
8月:ロカルノ国際映画祭(ロカルノ) Festival internazionale del film di Locarno
9月:チューリッヒ映画祭(チューリッヒ) Zürich Film Festival
9月:グリメンツのデザルプ(グリメンツ) Désalpe- Grimentz
9月:チーズ分配祭り(ベルナー・オーバーラント地方) Käseteilet
9月:オメガ・ヨーロピアンゴルフマスターズ(クラン・モンタナ) Omega European Masters
9月:リュサンのぶどう収穫祭(ジュネーブ) Fête des Vendanges de Russin
11月:ベルンのタマネギ祭り(ベルン) Zibelemärit
12月:エスカラード(ジュネーブ) Escalade
12月:シンギング・クリスマスツリー(チューリッヒ) Singing Christmas Tree

できるだけ旅行費用を抑えたい!でもスイスは行きたい...

スイス旅行は高い、そう思われている方も多いのではないでしょうか。

大手旅行会社さんが催行するいわゆるスイス・ハイライト形式(7日〜10日前後の日程でめぼしいところを周遊する)団体ツアーですと、ハイシーズンで1人25万円〜40万円程度が相場になります。これはちょっと手が出せないのではと思われる方もいらっしゃると思います。

でもそれでスイス旅行をあきらめてしまうなんてもったいないと思います。

私たち「スイスツアーズ」は、できるだけ費用は抑えたいけれどスイスに行ってみたい!という方のために最適化したプランをご用意しています。ご予算や行きたい場所、やりたいことなど目的にあわせてオーダーメイドのプランニングをさせていただきますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

時期としては、やはり航空券の安くなる11月〜2月の時期が全体的に費用を抑えられる傾向にあります。ホテルに関しても都市部であれば冬から春は安めの設定になる場合も多いです。但し、ツェルマットやグリンデルワルト、サンモリッツなどはスキーシーズンにあたるため、長期滞在の旅行者が多いので予約が取りづらい&料金が高めのことがあります。

こういった場合でも、スイスの発達した交通網という利点を生かして、少し離れた場所から日帰りといった手段も考えられますので、状況に応じてご提案&アドバイスをさせていただきます。

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