カタール航空で行くスイス旅行

FLY SWITZERLAND BY QATAR (QR)
カタール航空(QR)
基本情報
正式名称 カタール航空
QATAR AIRWAYS
設立 1993年
加盟アライアンス ワンワールド
アラブ航空会社機構
ハブ空港 ドーハ・ハマド国際空港(DOH)

カタール航空は中東・カタールの国営航空会社。

エミレーツ航空(UAE)などと同じく、豊富な資金力を活かして最新の機材を導入し、高品質な機内サービスと豊富な路線網を武器に急成長しているエアラインで、英国スカイトラックス社の航空会社総合格付けでは毎年5スター(最高評価)の常連です。

日本線は東京/羽田、東京/成田、大阪/関空からドーハへ毎日1便ずつ、本拠地ドーハへフライトがあります。2016年に運休となってしまった大阪/関空〜ドーハ線も2020年4月から復活(当初は週5便、2020年6月23日から毎日運航)し、より利便性が高くなりました。

スイスへはドーハからチューリッヒ、ジュネーブへ毎日1便ずつフライトがあり、いずれの路線でも最新機材のエアバスA350が投入されています。

カタール航空でスイスへ

カタール航空・A350XWB

カタール航空でスイスへ行く場合、まずカタール・ドーハへ飛び、そこからスイスのチューリッヒ、ジュネーブへ乗り継ぐことになります。

ドーハ・ハマド国際空港
Hamad International Airport

カタールの首都ドーハにある国際空港で、2014年から本格運用が開始されたまだ新しい空港です。

現在ターミナルはひとつのみ供用中(ターミナル1)で、その中でコンコースがA・B・C・D・Eに分かれています。カタール航空のフライトは原則全コンコースに発着していますが、乗継の際は「Transfers」の表示に沿って進み、パスポートチェックと荷物検査を受けるだけなので至ってシンプル。すべてのコンコースに接続したハブエリアには巨大な黄色いくまのぬいぐるみがあり、待ち合わせ場所としても、インスタスポットとしても有能。

機内サービス

カタール航空の日本線では現在、東京/羽田線はエアバスA350-1000、東京/成田線はボーイング777-300ER、大阪/関空線はエアバスA350-900で運行されています。

また、ドーハ〜チューリッヒ・ジュネーブ線はいずれもエアバスA350-900での運行。A350-900(XWB)はカタール航空あがローンチカスタマーとして導入した機材で、2014年から運行しています。

カタール航空では日本線・スイス線の全フライトで2クラス(ビジネス・エコノミー)仕様で運行されています。本来はファーストクラスも設定がありますが、既存の一部のA340、A380をを除き、ビジネスクラスのクオリティを上げ、ファーストクラスを削減する方針を発表しています。

カタール航空・ボーイング777-200LR

ビジネスクラス

カタール航空・ビジネスクラス

カタール航空のビジネスクラスは2016年の英国・スカイトラックス社の「World's Best Business Class」に選定されていて、その素晴らしさは乗って体感してみていただきたいところ。

機材によってやや仕様が異なりますが、日本線やスイス線で投入されているA350-900/-1000では1-2-1配列でヘリンボーンスタイルと呼ばれる斜め向きの配置となっています。

また日本線の機種共通で、シートは当然ながらフルフラットとなります。特にA350-900/-1000は全席が通路側となり、2席並び部分も仕切りを自由に設定できるので、お一人でもカップルでも快適に利用することができます。

搭乗するとすぐにCAさんがウェルカムドリンクとシルクのナイトウェアを手渡してくれます。また、アメニティキットはジョルジオ・アルマーニ製。食事は好きなときにオーダー可能なのも嬉しいところ。

エコノミークラス

カタール航空・エコノミークラス

ビジネスクラスの優雅さが注目されがちなカタール航空ですが、エコノミークラスも快適そのもの。

777-300ER、A350-900/-1000はいずれも3-3-3の横9席配列で、シートピッチは777-300ERが33インチ、後者2機種が31インチとなっているので、ここは777の大きさが反映されているところ。少しでも広いシートを利用したい方は成田発着便を利用するのがおすすめ。

全席にエンターテイメントシステム「Oryx IFE」、USBポート、電源が装備されています。

クラス別サービス比較

  エコノミークラス
Economy Class
ビジネスクラス
Business Class
コンセント・USBソケット
コンセント(110V)/ USBポート ※1

コンセント(110V)/ USBポート
個人用シートモニター
オンデマンド方式

オンデマンド方式
機内Wi-Fi 一部の便で利用可能・全クラスで利用可能(有料)
詳しくはカタール航空公式サイトをご覧ください。
受託手荷物・無料許容範囲(日本発着) ※2 合計30キロ・荷物の総寸法が300cm以内 合計40キロ・荷物の総寸法が300cm以内
機内持ち込み手荷物・許容範囲 ※3 7キロ以内 かつ
最大寸法 50 x 37 x 25 cm
1個
合計15キロ以内 かつ
最大寸法 50 x 37 x 25 cm
2個
ラウンジ利用 ※4
※1:777-300ERでは2席に1つの割合での設置、他の機種では1席に1つあります。
※2:手荷物のサイズは縦+横+高さの和が300cm以内、重量は1個あたり32キロまでに限られます。
受託手荷物の重量やサイズが規定を超えている場合は超過手荷物として有料で輸送されます。受託手荷物の個数が無料受託手荷物許容量を超えている場合は、各超過受荷物に対して料金が請求されます。32kgを超える荷物はお預けになれません。
※3:身の回り品が納められた女性用の小さなハンドバッグやブリーフケース、コート(1着)または、マント(1着)又はブランケット(1枚)、傘(1本)、歩行用又は医療用のつえ(一組)、小型のデジタルカメラ(1個)、小型の双眼鏡(1個)、機内での読み物、幼児用バスケット、出国後に免税店でお求めのお土産は上記規定とは別にお持ち込みいただけます。ノート型のパソコンやケースは上記、機内持ち込み手荷物の規定に含まれます。
※4:【東京/羽田・東京/成田】JALサクララウンジ【ドーハ】アルムジャンラウンジ【チューリッヒ】DNATA Lounge / Swissport Panorama Lounge【ジュネーブ】dnata スカイビューラウンジ

機材ギャラリー

カタール航空・A350XWB

カタール航空のエアバスA350-900(XWB)

John Taggart

カタール航空・787-8

羽田〜ドーハ線、ドーハ〜ジュネーブ線では日本でもおなじみのボーイング787-8が運用されることもあります

スイス旅行の相談・見積り依頼はこちらから