スイスの電圧は230〜240Vで、他のヨーロッパ諸国と同じ電圧です。
日本は100Vなので2倍以上の電圧ということになり、日本国内専用仕様の電化製品はそのまま使用することはできません。無理に使うと最悪の場合発煙や発火のおそれがあるので絶対にやめましょう。
ただし、以下の方法で条件付きで使用することが可能です。
スイスのコンセント形状
Photo by ZH8000, Filzstift
2穴・Cタイプのコンセント
スイスのコンセントの形状は丸穴2つの「Cタイプ(ユーロプラグ)」と、壁側が菱型六角形にヘコんだ形状で丸穴3つの「Jタイプ」が混在しています。
とはいえ、JタイプのコンセントにはCタイプも挿すことができるので、互換性のある2タイプです。
230Vに対応するものを利用する場合は、これらに対応するアダプタを挟むことで利用できますが、日本ではJタイプのアダプタはなかなか見かけませんので、Cタイプのものを調達しておけば問題ありません。
100Vにしか対応していないものを利用する場合は、変圧器を利用する必要があります。アダプタだけで利用すると故障どころか発火・発煙の危険性があるので絶対にしてはいけません。
100V?240V?対応しているかどうかの見分け方
使用する電化製品のACアダプタに必ず使用可能な電圧の記載がありますので、まずそれを確認してください。
デジカメのバッテリー充電器、PCのACアダプタ、スマートフォンの充電器、シェーバー等は近年100〜240Vまで対応するものが多いので、わざわざ変圧器を買って持っていかなければならないケースは減っています。
この写真のスマートフォン充電器を例に取ると、「INPUT: 100V-240V」の表示があるので、230Vのスイスでは問題なく使えることが分かります。
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